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テーマ5.

日本文化発信の拠点形成のプログラム開発

アスンシオンでの合同研修会(合同授業・授業支援)

アスンシオンにて実施した合同研修会(合同授業・授業支援)について紹介します

INDEX

1.合同研修会について

昨年度とは異なり、今年は試みとして平日に合同研修会を実施しました(前回とは異なり会場はアスンシオン日本語学校(以下、日語校)です)。

アスンシオン日本人学校と日語校の両校の教員がペアになり、日語校の平日組の児童生徒に対する合同授業を行いました。

前回の合同研修会でも同様でしたが、概して、平日来ている児童生徒は土曜日に来ている子どもたちと比べて日本語能力が高く、また人数も全体的に少ないため、大きな混乱はなくほぼ日本語のみを使用して授業を進めることができ、授業は大変スムーズに行われたと言えました。逆に言うと、土曜日のほうが出前授業を実施するには需要があるため、来年度以降はそのような事情を考慮に入れる必要があることを感じました。

2.授業について

小学2年生

【学習目標】

・絵を見て想像を広げ、お話しを作れるようになる

【振り返り】

・作文コンクールに向けて、「書く」表現の授業を行った。

・「お話の作者になろう」差し込み教材として「中」を考える授業を行った。

・アイスブレイキングとして、最初に人物当てクイズをパワーポイントで行った。

・1時間書く時間をとった。集中して原稿用紙1枚程度書けた。

・適宜、表記などの指導をしてもらうことができた。

 

小学3年生

【学習目標】

・文中の語句について国語辞典を利用して調べることが出来る

・「はじめ」「中」と「終わり」の部分に書かれていることを正確に読み取れる

・身近な食べ物の姿の変え方に興味を示し、他の食べ物について意欲的に調べることが出来る

・読み取ったことを基に、なぜ贖罪の工夫がされているかを考え調理実習を通して知ることが出来る

【振り返り】

・「姿を変える大豆」の導入。

・新出語を学習後、本時で接続語、指示語を学習した。

・身近なものについて調べ、リーフレットを作成し、調理実習という単元計画。

・一斉読み、工夫をブラッシュ先生にお願いした。

課題点:語句のイメージが湧かないということがある

反省点:上記のための小道具を準備できればよかった。

 

小学4年生

【学習目標】

・楽しく日本語を学ぶ

・日本の文化にふれる

【振り返り】

・歌を通した学習、歌詞の意味や歌詞に出てくる漢字を学習した。

・今月の歌であるとなりのトトロの『さんぽ』をまず歌うことでアイスブレイキングの時間とした。

・その後「茶摘み」の歌を歌わせた。

→歌詞を確認しながら情景を想像させる。

→漢字の確認 ひらがなの歌詞カードに漢字を埋めていく。

 

小学5年生

【学習目標】

・インタビュー活動を実際に行う

【振り返り】

・「聞いて聞いて聞いてみよう」

・導入〜本時 一人一人のイメージから、質問を考えてきた。

・本時 役割を分けて、インタビューをした。

・その後、感想を含め児童全員でインタビュー内容を共有した。

・今後、「15年後のあなた」についての質問を考えていく予定である。

・「聞く」ということに対して重点をおいた。

 

3.授業の様子

小学2年生の授業の様子

 

小学3年生の授業の様子

 

小学4年生の授業の様子

 

小学5年生の授業の様子

 

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