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AG5研究レポート進捗報告

2020年11月:アグアスカリエンテス日本人学校「多様な意見に触れるための「手立て」」

報告:アグアスカリエンテス日本人学校 阿部邦広 研究主任

サンホセ・アグアスカリエンテス日本人学校 合同遠隔授業 及び 合同事後研修

 

1 小学部第3学年道徳 合同授業の様子

対象 小学部3年生 12名(SJ校1名・AC校 11名)

日時 11月18日(水) 4 校時 (SJ校・AC校11:15~12:00)

単元 内容項目 C 公平,公正,社会主義 「なおとからのしつもん」

学習活動及び児童の様子

<導入>

T:大きいケーキを Aさん、小さいケーキを Bさんにあげます。どう思いましたか。

公平に接することは、どうして大切なのでしょう。

<展開>

ブレイクアウトセッションで役割演技をする。

席替えの時のこと…

C1:よろしくね!(不公平な態度をとられる役

T1:えー嫌だなぁ。 何も話すことないなぁ。(なおと役)

<終末>

ロイロノートのテキストカードに記入し考えを 発表する 。

T:「なんで、人によって態度を変えたらだめなの? 」 と いう 『なおとの質問 に あなたは 何と答えますか。』

T:公平に 接する ために どんなことを大切に していきたいですか。

 

 

 

2 小学部第3学年道徳 合同授業の事後討議

① ブレイクアウトセッションを用いた役割演技により、子どもたちの表現する意欲は高まったか。

メリット

デメリット

・発言の機会が増えた。

・座学よりも楽しそうだった。

・気持ちを経験することができた。

・意欲が高まったか調べる手段がない。

 →その場で感想の共有をする。

その後の役割演技をする。

・なおと役も児童が演じてはどうか。 

 

② ロイロノートを使った意見交流により、効果的に様々な考えを伝え合うことができたか。

メリット

デメリット

・意見の集約が簡単にできる。

・すぐに共有できる。

・書いているところが見られる。

・書くことに意識がいってしまった。

 →短く書くなどのルールを作る。

・画面が2つある。(ZoomとiPad)

 

3 小学部第2学年算数 合同授業の様子

対象 小学部2年生 10名(SJ校2名・AC校8名)

日時 11月20日(金) 4 校時 (SJ校・AC校 11:15~12:00)

単元 かけ算(2)

 

学習活動及び児童の様子

<導入>

T:どちらの箱のチョコレートが多いですか。

どうすればかけ算を使って簡単に数えられるだろう 。

<展開>

ロイロノートを使って自力解決をする。

(箱Aと箱Bを考える人に分かれる。)

ブレイクアウトセッションで話し合う。

(AとBを解いた人が混ざったグループに分かれる。)

T:作戦の名前を考えよう。

C1:動かし作戦

C2:半分に切る作戦

T:同じ数のまとまりに注目すれば,かけ算を使って求められます。

<終末>  

練習問題に取り組む。

 

4 小学部第2学年算数 合同授業の事後討議

 ① 多様な意見に触れるための「手立て」(ブレイクアウトセッション)は有効であったか。

メリット

デメリット

・少人数で支援がしやすい。          

・発表しやすくなった。

・共通の考え方に気づけた。

・初めから全体で発表して進めてもよかったのではないか。

・全体の指導を簡潔にしてもよかった。

 

 ② 対話的学習の充実の環境づくりとしてのロイロノート+iPadは有効であったか。

メリット

デメリット

・共有しながら発表できた。

・一度書くことで自信を持って発表できた。

・黒板の代わりとして活用できる。

・手段(ロイロノート)と目的(授業の課題解決)のあり方。

・学習の軌跡の残し方。

・提出まで様子が見られない。

 

  

 

5 研修のふりかえり

【感想】教師が目的を見失わず、そのためにどのような使い方や約束事を児童生徒と事前に確認しておけばよいのかが分かりました。

 

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